日本環境感染学会資料「高齢者福祉施設の方のためのQ&A」

「高齢者福祉施設の方のためのQ&A」

自らが感染するかもしれないリスクを負いながら、ご利用者の介護に携わる介護員のみなさま
お疲れ様でございます。
一部感染の拡大が緩やかになった地域もございますが、まだまだ油断は禁物でございます。

さて、日本環境感染学会より、題記資料が発表されておりましたので、お知らせいたします。
お役に立てれば幸いでございます。

Q1。職員はどのような注意を行う必要があるか
A1。自身の健康管理を行うこと(上司は部下に下記の注意喚起を行うこと)
①発熱、咳、鼻汁、全身倦怠感などの体調の変化を感じた場合は、出勤する前に事業所に連絡すること(職員全員で取り組むこと)
②就業前に体温測定を行い記録に残すこと
③勤務中に体調不良を感じた場合は即座に申し出ること
④事業所では手指衛生の励行、咳エチケットの励行、マスク着用を徹底すること
⑤必要時の標準予防策を遵守すること(マスク、ガウン、手袋(個人防護具)の着脱の順序を周知すること)

Q2。外部の医療スタッフ(歯科など)や業者(清掃、ボランティア、洗濯業者、給食、理容・・)にはどのような注意が必要か
A2。緊急性がないと判断されるサービスは、当面中止とすることが望ましいが、業務を依頼する場合、来訪者の健康状態に注意を払う必要があるため、下記の取り組みを徹底するよう業者を指導すること。
また、発熱などの症状があり観察対象になっている利用者がいる場合、その旨を業者に伝えること
①発熱・咳・鼻汁・全身倦怠感のような体調の変化を感じた場合は、出勤する前に所属する職場に電話で相談すること
②就業前に体温測定を行い、記録に残すようこと
③施設内では手指衛生の励行、咳エチケットの励行、マスク着用を徹底すること
④倦怠感や咳嗽などの体調不良を感じた場合は、速やかに帰宅すること

Q3。職員の家族に体調不良者がいた場合はどのようにすべきか
A3。発熱、咳、全身倦怠感などの急性上気道感染症の症状がある場合は、新型コロナウイルス感染症の可能性があるので、誰が、いつから、どのような症状で、現在どのような療養をしているのかについて、具体的な情報を事業所に報告させること

Q4。利用者の自宅等への外出は控えるべきか
A4。不要不急の外出は控えることが望ましいが、止むを得ない理由で外出する際は、手指衛生やマスクの着用、人込みを避ける(外出時間帯の配慮)などの指導を行うこと

Q5。面会の制限は必要あるか
A5。不要不急の面会は控えることが望ましいが、面会を許可する場合は、短時間面談を依頼するとともに、面会者について、いつ、誰が、誰に、どこで面会したのか記録に残し、健康状態(体温測定、咳や鼻汁など)について管理すること

Q6。ディサービスの利用者の受け入れについて
A6。受け入れる際は体温測定を励行し、発熱や咳嗽等の呼吸器症状がある場合は受入れないことが望ましい

Q7。利用者に発熱などの症状が出現した場合はどうすれば良いか
A7。体温、呼吸、咳嗽や咽頭痛などの呼吸器症状の有無を確認し、可能な限り個室に移動させ、速やかに施設の医師(配置医師・かかりつけ医)に相談すること
個室がない場合は衝立などで他の利用者と分けるようにすること
その際、同室者は原則濃厚接触者となるので、他の部屋に移動する場合は、全員同室にすること
また、以下の症状を目安に、早めに保健所に相談すること
「発熱48時間以上+咳嗽」(普通の肺炎としても要医療)
「発熱48時間以上続くものが、同時期に3人以上発生している」
軽度の発熱(目安として37.5度未満)、軽い咳嗽や咽頭痛の場合は、安静を保ち、呼吸状態が安楽になるように加湿や室温に留意し、飲水や食事を促し、注意深く経過を観察すること。  また部屋の換気をこまめに行うこと

*日本環境感染学会作成のQ&Aを拝見していますと、矢張り社員が最も注意を払うことは、自身及び社員全体の健康管理(特に発熱)を行うことです。ただ、実際に多くの社員の発熱状態を即座に且つ一堂に把握することは困難を伴います。
弊社はこの難題を解決すべく、発熱管理システム「ばいたるイルカ」を開発しました。
このシステムは、自身とご利用者の体温を管理し、37.5度以上の熱があれば自動的に管理部署に通知される仕組みを有しています。

発熱管理システム「ばいたるイルカ」に関しましては、下記資料をご覧ください。

http://www.yasashiite.com/subdomains/div_page/27/6/ 


 

 

 

著者プロフィール

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若山枢一
海運会社に40年間勤務し、この会社にお世話になっています。
京都生まれの京都育ち、横浜に住んで40年になりますが、未だに関西アクセントの抜けない日々を送っています。
入社以来10年間に亘り内部監査室に在籍し、昨年ソリューション部QM室(品質管理室)に着任しました。
この度、紙面に「内部監査室」のスペースを頂くことになりましたので、誠に恐縮ながら自己紹介を始め、内部監査及び品質管理に関するところを述べさせて頂きたいと思います。

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