睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

過日 横浜市で路線バスが乗用車に追突する事故が発生しました。
原因は運転手の居眠り運転で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療中とのことでした。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠時に一時的に呼吸が停止する症状で、呼吸が回復する際の衝撃で脳が
目覚めるために、脳は一晩中十分な休養を取ることが出来ません。
慢性的な睡眠不足が続くために、日中に強い睡魔に襲われ、交通事故や災害事故を起こす危険性が高くなります。
症状は睡眠時に発生しますので、本人は自覚がないことが多いです。
ただ、昼間に度々あくびが出たり、睡魔に襲われますので、疑わしい場合には専門医を受診するよう勧めて下さい。
統計によりますと、SAS患者の交通事故率は、健常者の7倍にもなるそうです。
以前、通所事業所において、送迎中の職員の居眠り運転が原因で追突事故を起こして、ご利用者が一時危篤状態になる事態が発生しました。
その職員によりますと、交差点で右にハンドルを切った途端に意識が無くなって追突事故を起こしたとのことでした。その職員には睡眠時無呼吸症候群の疑いがありました。
特に通所事業所では、ご利用者の大切な命を預かって外出リクリエーションや送迎を行いますので、運転には十分な注意が必要になります。
掲題の患者職員が送迎車を運転していることはないでしょうか。
一度職員にアンケートを実施するなり、調査をする必要があります。

 ソリューション部 若山枢一

 

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